2024/05/25 16:42
「疲れが取れない、体力が衰えていると感じる。」
このような不調を感じたことはないでしょうか?
それは、質の良い睡眠がとれないことで、成長ホルモンが上手く働かないことが一つの原因になっているかもしれません。
良質な睡眠をとると、成長ホルモンが効率よく働き、傷ついた細胞を修復・再生するなどの様々なメンテナンスを行ってくれます。
睡眠中にホルモンの働きが活発になるのは、自律神経の副交感神経が優位(リラックス)になり、毛細血管が緩むからと言われています。
成長ホルモンが効率よく働くと、身体にとって様々な健康効果があります。
◎新しい皮膚、髪、筋肉、骨などを作り、修復、回復する
◎免疫機能を強くする
◎脳や目の働きをよくする
◎コレステロールを低下させる
では、質の良い睡眠をとり、成長ホルモンを増やすにはどうしたらいいのでしょうか?
【7時間の睡眠をとる】
成長ホルモンの分泌は寝始めてから3時間がピークになると言われています。
分泌された成長ホルモンは、さらに4時間かけて全身の細胞を修復していきます。
そのため、毎日7時間の睡眠時間を確保することが必要になるのです。
実際に、4時間の睡眠時間が3日間続いただけで、血圧や血糖値が上がり、細胞や遺伝子レベルで大ダメージを受け、
がんなどを発症しやすいというデータもあるほどです。
【電気を真っ暗にして寝る】
成長ホルモンを増やすためには、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」を増やすことが有効です。
メラトニンを増やすと成長ホルモンも増えると言われるほど、密接な関係があるのです。
寝る前にスマホを見る、豆電球をつけて寝る、寝る前にゲームをするなどの習慣がある人は、メラトニンの分泌が抑制され、
睡眠の質も低下してしまいます。
寝る前は、電気を薄暗くして、できるだけリラックスした状態で過ごしましょう。
成長ホルモンは加齢とともに分泌量が減少するので、加齢や疲れやすさを感じている人は、ホルモンを活性化させて、
良質な睡眠を積極的に取っていきたいですね!