2024/06/01 11:32
女性の天敵、紫外線。
紫外線に当たり過ぎると、お肌や髪、目の組織などにダメージを与えます。
紫外線の浴びすぎは、しわやシミの原因になるだけでなく、腫瘍や抜け毛、白内障などを引き起こすこともあります。
美容を気にする方は、日頃からUVケアをしたり、なるべく陽に当たらないようしたりして、気をつけているのではないでしょうか?
しかし、そんな過度に紫外線を避ける習慣が、実は骨を弱くしている原因になっているかもしれません。
紫外線を避けると骨が弱くなる?
女性はホルモンの影響から、男性よりも骨粗鬆症になりやすいと言われています。
骨粗鬆症とは、骨の量が減って弱くなることにより、骨折しやすくなったりする病気です。
カルシウムを取るだけでは骨は丈夫にならない?!
骨を強くするには、カルシウムだけ取ればいいと思いがちですが、実はそれだけではありません。
食事から摂取したカルシウムが吸収され、血液中に取り込まれるためには、「活性化したビタミンD」が必要です。
ビタミンDは食事から取り入れることは出来ますが、そもそも活性化させなければ、骨は丈夫にならないのです。
ビタミンDを活性化させるには、「紫外線」が必要不可欠です。
なので、特に骨が弱くなりやすい女性は、野外で適度な運動をして陽に当たる習慣をつけることが大切です。
また、カルシウムとビタミンDが豊富な食材を積極的にとりましょう(^-^)
◎カルシウム・・・魚介類、乳製品、ナッツなど
◎ビタミンD・・・魚介類、卵黄、きのこなど
肉類や穀物、野菜には含まれていないことが多いので、意識してとることが大切ですね。
紫外線と上手に付き合おう
過度な紫外線対策はそもそもストレスになりますし、どんなに肌がきれいでも、
骨が弱くなって歩けなくなってしまえば健康的に過ごすことができませんよね。
紫外線は付き合い方次第で、身体にとって善にも悪にもなるのです。
紫外線とはバランスをとって上手に付き合っていくことが大切。
丈夫な骨をつくるには、カルシウムとビタミンDの豊富な食材を積極的にとるとともに、外で陽を浴びながら適度な運動をしましょう。
そのうえで、帽子やサングラスをかけるなど、気になる部分のUVケアをしてくださいね(^-^)