2024/06/04 16:53
「ぐっすり眠れない」「便秘ぎみだ」「やる気がでない」「疲れやすい」「冷えを感じる」
このような不調は、自律神経の乱れが原因になっているのかもしれません。
自律神経を整えるためには、「副交感神経を優位にさせる」ことが大切です。
毎日入浴していますか?
実際に、シャワーだけで済ますなど、「毎日しっかり入浴しています!」という方は少ないのではないのでしょうか?
しかし、「週に5日以上入浴する人は、心臓や血管の状態がいい」という研究結果が報告されています。
毎日の入浴を習慣にすることで、その他にも様々な健康効果が期待できますよ。
入浴の健康効果は?
【体温が上がる】
1日1回体温を上げる習慣が大切です。
体温が1℃下がると免疫力が30%低下し、なんと体温が1℃上がるだけで免疫力が500~600%アップすると言われています。
【自律神経が整う】
入浴をすると副交感神経が優位になり、自律神経が整います。
自律神経が整えば、スムーズに血流をコントロールすることが出来ます。
【血流の役割】
1. 水分を保つこと
2. 酸素や栄養を届けること
3. 老廃物を回収すること
4. 免疫細胞を運ぶこと
5. 体温を維持すること
血液の流れがよければ、私たちの細胞ひとつひとつに酸素、栄養、熱が行き届き、老廃物が排出されやすくなります。
その結果、細胞がスムーズに生まれ変わりを繰り返し、元気で若々しい身体が育まれるのです。
【深い呼吸+瞑想でリラックス効果】
私たち現代人は、毎日せわしなく過ごしているので、どうしても「早くて浅い呼吸」になりがち。
入浴の習慣を利用して、ゆっくり深い呼吸を意識して、瞑想をするのもいいです。
呼吸は、深ければ深いほど、血流促進効果があります。
【腸が元気になる】
腸には、全身の免疫細胞の7割が集まっています。
しかし、腸は冷えに弱い臓器。
入浴で腸を温め、腸マッサージをすることで、腸の調子を整えて、元気にしてあげましょう。
腸の調子を整えることで、栄養を効率よく吸収し、質のよい血液を作り、免疫力を高めることが出来ます。
また、「セロトニン(幸せホルモン)」の95%が腸で作られています。
腸の調子が整えば、幸せ力が高まり、脳のストレスや不快感も軽減することが出来ます。
【入浴の健康効果を高めるためのその他のポイント】
◎夕食後1時間あけて入浴
◎就寝前1~2時間前に入浴
◎39~41℃の温度に設定
◎半身浴で10~15分程度浸かる
◎入浴の前後に水分補給を
ついつい忙しくて入浴時間を短縮しがちになっている方も多いと思います。
でも、忙しい方こそ、毎日の入浴と睡眠時間は最優先する価値は必ずあります。
また、自分なりの入浴タイムを楽しみましょうね。