2024/06/05 14:40

6月が旬の食材「梅」。

 

そんな梅の代表的な食品と言えば、やっぱり梅干しです。

 

梅干しは、日本では古くから伝統食、保存食として愛されてきました。

 

日本食やおにぎりの具の定番ですね。

 

梅干し独特の香りや、酸味と塩味により、ご飯が進みます(^-^;

 

 

そんな身近な梅干しですが、今回は、美味しいだけじゃない、その健康効果にも注目してみました。

 

梅干しには、様々な健康効果のある栄養素が豊富に含まれています。

 

 

クエン酸

【疲労回復・食中毒予防など】

 

クエン酸は、体内で発生した酸性物質と結合・分解してエネルギーに変える働きがあるため、疲労を回復させる効果があります。

 

また、菌の増殖を抑える働があるので、腐敗や食中毒の予防にも効果的です。

 

また、丈夫な骨や血液を作るのに欠かせない「カルシウムや鉄などのミネラル」の吸収をよくする働きもあります。

 

他にも、酢やレモンなどにも、クエン酸が多く含まれていますね。

 

強い酸味は、クエン酸からくるものですが、この梅の酸味がだ液や胃液の分泌量を増やすので、食欲を増進させる働きがあります。

 

カリウム

【高血圧・むくみ予防など】

 

カリウムは、ナトリウムを排出する働きがあるので、ナトリウムの摂り過ぎによる高血圧の予防になります。

 

また、体内のナトリウムが過剰になると余分な水分を溜め込んでしまい、むくみが発生しますが、

カリウムを摂ることで余分なナトリウムが尿として排泄され、むくみ解消になります。

 

他にも、ひじきやアボガド、ほうれん草などにも、カリウムが多く含まれています。

 

食物繊維

【便秘・糖尿病予防など】

 

食物繊維は、腸内環境を整えて、便秘を解消するだけでなく、腸の病気の予防にも役立ちます。

 

また、食物繊維を摂取することによって、血糖値の上昇が緩やかになり、糖尿病の予防に役立ちます。

 

梅リグナン

【抗酸化作用・抗ウイルス作用】

 

梅グリナンは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用、抗ウイルス作用があります。

 

また、胃がんの原因となるピロリ菌の動きを抑える効果が発見されています。

 

梅干しを温めて食べると脂肪燃焼?

 

実は、梅干しを温めて食べることでダイエット効果が期待できます。

 

梅干しを温めることで「バニリン」や「ムメフラール」という成分が増量します。


「バニリン」や「ムメフラール」が増加することで、脂肪燃焼効果や、血流改善、血流促進の効果が期待できます!

 

梅干しはそのまま食べてもたくさんの健康効果がありますが、さらに温めて食べるとダイエット効果が期待できるなんて、

美容と健康にはもってこいの食材ですね。

 

ただし、梅干しは塩分も多いので食べ過ぎには注意して、11粒で充分効果が期待できますよ(^-^)